雲が描いた月明かり

男装は真実の愛の障害となるか。 Hong Ra On（Kim Yoo Jung）は朝鮮王朝時代の若い女性。彼女は男装してSam Nomという名を名乗り、恋文の代筆をしたり、片想い中の男性へ恋愛の助言をしたりして生計を立てていた。 Ra Onは客の代わりに書いた恋文がきっかけで、Lee Yeongと、彼の信頼する護衛Kim Byung Yeon（Kwak Dong Yeon）と関わることに。Lee Yeongは何と、皇太子Hyo Myeong （Park Bo Gum）、すなわち国王Sunjo（Kim Seung Soo）の長男にして王位継承者だった。 一連の出来事を経て、Ra Onは王宮に内官として売られ、王の側室Soo Ki（Jun Mi Sun）と王女Young Geun（Heo Jung Eun）に仕える役目を言い渡される。Ra Onは、王妃Kim（Han Soo Yeon）とその父で領議政のKim Hun（Chun Ho Jin）との権力闘争に巻き込まれるようになる。彼は、国王Sunjoが常に衰弱し、幻覚状態にあるよう画策していた。 領議政Kimは、孫のKim Yoon Sung（Jinyoung [B1A4]）が玉座につけるよう教育を施していた。だが、それによりこの若き学者は、次期国王になるために幼なじみのLee Yeongと直接競い合うこととなる。 Jo Ha Yeon（Chae Soo Bin）は大臣の娘で、Lee Yeongに目を付けていた。だが、Lee Yeongは、男の内官だと信じているRa Onへの湧き上がる想いにどう対処するのだろうか。 Lee Yeongは、Ra OnとByung Yeonを味方に権力に貪欲な大臣らと戦って、歴史における正当な地位を勝ち取ることができるだろうか。 『雲が描いた月明かり』は、2016年の韓国ドラマシリーズ。演出はKim Sung Yoon。Yoon Yi Sooと「kk」による同タイトルのウェブ小説が原作。