Go Go 70s (ゴー ゴー セブンティーズ)

2008
PG-13
Go Go 70s (ゴー ゴー セブンティーズ)
字幕
Go Go 70s (ゴー ゴー セブンティーズ)

あらすじ

軍事独裁体制に喘ぐ1970年代の韓国。多くの若者が抑圧の時代に抗し、ポップカルチャーは社会を揺るがすほどの爆発力を得て、息苦しいばかりの日々に新たな息吹を吹き込んだ。その大革新の中心にいたのが、天才的ボーカリストのサン・キュー (チョ・スンウ) と、その親友でギタリストのマン・シク (チャ・スンウ)。二人は、自宅近くの米軍基地内にあるおんぼろクラブを渡り歩く日々を延々と送っていた。 朝から晩まで同じ仕事の繰り返しで身をすり減らすばかりの毎日にうんざりしていたサン・キューとマン・シクは、新たにロックバンドを結成することに決めた。そして4人の仲間に声をかけ、デビルスという名のグループを作って、間近に迫ったロックバンドのコンテストへの出場を目指した。底抜けに楽しくてしかもショッキングなそのスタイルで、デビルズはコンテストで圧倒的な支持を得て優勝し、さらに「ニルヴァーナ」というクラブとの仕事の契約まで獲得したのだ。  一夜にしてスターとなった仲間たちはその成功に酔いしれたのだが、喜びは長続きはしなかった。彼らを木っ端みじんに潰そうとして津波のように押し寄せるさまざまな抑圧に、敢然と立ち向かわなければならなかったからだ。決して希望を捨てずに戦い抜くと決めたサン・キューは、デビルズの最後となるかもしれないコンサートを最高に感動的なものにするための計画を立てた。果たしてこの、最後の最後となる反抗コンサートは、国全体を巻き込む大革新に火をつけることができるだろうか。 1970年代の数々の実話をもとに作られたこの「Go Go 70s」は、2008年チェ・ホ監督制作のミュージカルドラマ映画。