LUCK-KEY/ラッキー

2016
PG-13
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あらすじ

どん底状態の売れない俳優、ユン・ジェソン (イ・ジュン) は、自分の人生がこれ以上悪くなりようがないと思っている。完全に人生を諦めかけているときに、ジェソンは最後に銭湯にでも行こうと思いたつ。しかし、さらに悪いことは重なるもので、自分がたまたま落とした石鹸で、ちょっとした事故が起こる。目の前に現在、意識不明の男が床に倒れており、その男がとても豪華な身なりで入店したのを、ジェソンは覚えている。人生をもっと良くするための最高のチャンスは、これだと考えて、ジェソンはその男のロッカーキーを引っ掴み、急いで立ち去る。今や目の前に全く新しい世界が開け、ジェソンは偽ってその男の身分を名乗り、裕福で豪華な新しい人生に足を踏み入れる。 銭湯での激しい転倒の後、病院で目を覚ました悪名高い暗殺者、チェ・ヒョンウク (ユ・ヘジン) は自分が誰なのか、どうしてここにいるのかを全く分からない。身分証明書やお金が一切ないので、ヒョンウク は病院の費用さえ払うことができない。そんな彼に同情して、 リナ(チョ・ユ二)という名の親切な救急救命士は、 ジェソンとしての新しい生活に、ヒョンウク が慣れるように手助けする。暗殺者として獲得してきたスキルを持ち、次回作のドラマの小さな役を演じたことで、ヒョンウクはあっと言う間に、万人が好む新たなテレビアクションヒーローとなる。 ヒョンウクがジェソンの世界で、自分の居場所を見つけているように、ジェソンもヒョンウクの世界で、居場所を見つけているが、これはまさに自分が思っていた人生ではないことに気づくのに、さほど時間は掛からない。ヒョンウクによって守られて生きてきたソン・ウンジュ (イム・ジヨン)という名のミステリアスな女性がおり、 ジェソンは秘密捜査員だという人生を引き継ぎ、その女性を守るために全力を尽くそうと思う。しかし1本の電話により、真実は明らかになってしまう。今や暗殺者を装っているジェソンの人生は、もっと複雑なものとなる。とりわけ、ヒョンウクの記憶が戻った後は尚更だ。 日本のコメディー映画『Key of Life / 鍵泥棒のメソッド』からインスピレーションを受けた、 『LUCK-KEY/ラッキー 』は、イ・ゲビョク監督の2016年のアクションコメディ映画だ。