あらすじ
昭子（常盤貴子）は、大学生の娘・千夏（吉田美月喜）と、質素な古い一軒家で暮らす中年の女性。つつましい環境ではあるが、二人はいつも冗談を言って笑い合う幸せな日々を過ごしていた。千夏は売れっ子の小説家になることを夢見ており、大学での勉強がその実現に役立つことを願っている。
しかし、千夏の計画は、初恋の思い出について書くという、彼女にとっては楽しくない課題を与えられたことで障害にぶつかる。初恋の相手、川柳光輝（奥平大兼）との関係は後味の悪い終わり方をし、彼女はもう二度とそのことを考えたくないと思っていた。しかし、川柳光輝と再会したとき、彼女は再び執筆を再開する気になる。しかし、千夏が乳がんである可能性を示唆する医師の診断書を昭子が見つけ、二人はショックを受ける。その診断書には、再検査のために病院に戻るようにと書かれていた。運命の日が近づくにつれ、緊張が高まる。二人の女性を待ち受けているのは、喜びなのか、それとも悲劇なのか？
「あつい胸さわぎ」はまつむらしんご監督による2023年の日本映画。
