ライ・トゥ・ラブ

運命に導かれて出会った厉择良（レオ・ロー）と苏写意（チェン・シャオ）は忘れがたい恋に落ちる。だが、やがて二人を襲った悲劇が互いへの思いに影を投げかける。再び同じ運命に翻弄され、恋人だった二人は疎遠な他人同士になってしまう。 父親の死を目の当たりにした写意は、ショックのあまり一時的に記憶喪失になる。おぼろげな記憶の中で、写意はまわりの世界が崩れていくのを傍観するしかない。父親の死で家業は失敗し、家庭生活も壊れる。 写意だけでなく、择良の人生も父親の突然の死によって破綻していた。オーシャンホテルグループの後継ぎの择良は、父親の跡を継ぐはずだったが、社内の秘密の取引と権力闘争の結果、追放される。不当に奪われたものを取り戻そうとする择良と写意の運命が再び交差する。 择良が父親の死の原因だと思っている写意は協力したくない。しかし、真実を知るにつれ、他に手がないことに気づく。共通の敵に立ち向かううちに、恋の炎が再び燃え上がる。だが、何年も前に二人を引き裂いた悪を愛だけで倒せるのだろうか。 木浮生の小説『良言写意』を映像化した2021年の中国のミステリーロマンスドラマ。演出はチェン・チャン。