Gone with the Rain

古代ジン国では、若き皇帝ジェン・ジョンが即位したばかり。しかし、ジン国は騒乱で分裂してしまっている。そして、この反乱で宮廷もボロボロの状態だ。あらゆる有力貴族が皇帝の座を狙っており、クーデターの危険性はかつてないほど高まっている。権力を握ることしか頭にない王侯貴族を尻目に、ジン国の貧しい民衆は土地から生計を立てようと必死だ。この過酷な世界で、親を亡くした若い女性のモー・シー（ジャン・ナン）は不幸な運命を避けようとしていた。計算高い叔母であるマイ邸の女主人は、モー・シーを馬屋番に嫁がせると脅している。 モー・シーは自由奔放で独立心が強い女性だ。そしてその自由奔放さが原因で、叔母の陰謀に巻き込まれてしまうことになる。叔母は娘のバイ・フェンヤオ（ワン・ユーウェン）をチェン・ウェンデ（スン･イージョウ）と結婚させて、朝廷の後押しを得ようと計画している。チェン・ウェンデは軍の将校でありながら、噂によると元盗賊らしい。その無骨な振る舞いから、貴婦人たちの間で評判が悪い。従姉妹のバイ・フェンヤオと親しいモー・シーは、結婚を避けるために協力すると従姉妹に伝える。しかし、結婚の邪魔をしようとしたモー・シーは、うっかりチェン・ウェンデと行動を共にすることに。チェン・ウェンデは従姉妹の代わりにモー・シーに好意を抱くのか？混沌の中で愛が芽生えるのだろうか？ このドラマは、Ni Luoの小説「Love in the Chaotic Realm」が原作。