ファーストレディ

チャ・スヨン（ユジン）は、夫のヒョン・ミンチョル（チ・ヒョヌ）の大統領選キャンペーンを常に支え、その結果ミンチョルは数々の挫折を乗り越えて当選を果たしました。スヨン自身も国会議員だったのですが、当時党首だった父によって政治的野望を阻まれ続け、夫のミンチョルを支援することに目標を移したのです。そしてファーストレディとしての準備を進める中、大統領就任式のわずか67日前というタイミングでミンチョルは突然離婚を要求し、スヨンを驚かせます。ミンチョルの秘密主義的な秘書であり、側近中の側近であるシン・ヘリン（イ・ミニョン）の存在によって、スヨンとミンチョルの関係は冷え込み、敵対関係へと発展していきます。スヨンは大統領就任式前の最後の2か月間を耐えながら、政治的陰謀、家族の秘密、そして彼女の人生をひっくり返しかねない権力闘争を乗り越えなければならないのです。